研究概要
脳卒中は再発率が非常に高く、1年以内に8%、10年以内に40%が再発します。ただし早期に治療介入すれば患者予後が良好となり易い疾患でもあります。そこで軽症の脳卒中にターゲットを絞り、重要な3症候「顔面麻痺」「構音障害」「腕の麻痺」のうちの最も判別が難しい、「構音障害」の検知を目指します。
2018年から任意団体として活動し、脳神経外科学講座と連携し、ビジネスピッチの出場や特許出願を行いました。さらに2020-22年に大学と大手電機メーカーの共同研究を行い、開発を進めました。2024年から「構音障害のAI開発」が科研費に採択され、研究者としてコア技術の研究開発を進めています。
活動実績
受賞歴
- SUMSピッチコンテスト最優秀賞、関西若手起業家ピッチコンテスト最優秀賞、ミライノピッチNICT賞など受賞多数。
特許出願
- 滋賀医科大学の単独出願(1件)、滋賀医科大学と大手電機メーカーの共同出願(3件)⇨ PCT国際出願